hot





20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
『土着品種とテロワールにこだわる”郷愁の赤” 2本セット』
スペインワインのここ数年で注目しているのが、『古来より植えられているスペインの土着品種でいいワインを造る』という流れです。
テンプラニーリョ、ガルナッチャなどメジャーどころに加え、カリニェナ、モナストレル、メンシア、ボバルなど、『スペインらしさ』というアイデンティティを感じるワインが面白いですね。
そんな地元愛に溢れた”郷愁の赤”を2本セットでご用意しています。
【マス・デ・カン・ブラウ】
スペイン赤の銘醸地と言えばリオハ、リベラ・デル・デュエロですが、『スペイン独特』のイメージがあるのがプリオラト、モンサン辺り。
こちらは古木のカリニェナ、ガルナッチャ、シラーをすごく上手に使って造られたワインです。
カリニェナは、フランスではカリニャンと呼ばれるマイナー品種。
しかしこのモンサン地域ではとても上質なワインに仕上がります。
”土地”と”土着の葡萄”。それを強く感じさせてくれるワインですね!
ヴィンテージ 2011年
生産地 モンサン
生産者 セラーズ カン ブラウ
■味わい:フルボディ ■アルコール度数:15.5% ■格付け:D.O.モンサン ■ぶどう品種:カリニェナ35%、シラー35%、ガルナッチャ30%
【インポーター資料より】
『ワイナリーの全てを表現したワイン。並外れた品質です』
「品種ごとに最適な土壌を選択」・・栽培する3種類の葡萄、ガルナッチャ、カリニェナ、シラーは、それぞれの品種に最も適した土壌で栽培しています。ガルナッチャはスレート(粘板岩)と石灰岩がベースの土壌、カリニェナは粘土と砂、シラーは石灰質の土壌で育てています。
ポイントは常に畑を回って葡萄を食べること。完璧な完熟のタイミングを逃してしまうと過完熟、つまりはバランスを失ってしまうので注意しなければならないからです。
収穫した葡萄は、ステンレスタンクに入れ、25度以下にコントロールしながら発酵、ポンピングオーバーを行います。
マロラクティック発酵はフレンチオーク樽で行います。フリーランジュースしか使用しません。
フレンチオークの新樽で、'11VTは22ヶ月熟成させています。
清澄はせず、フィルターもかけずにボトリングしています。
ブルーベリーやブラックベリーのアロマに、様々なスパイスやお香、そしてバルサムの香りが混ざっています。たっぷりとしたボリューム、豊かな広がりがあります。
【VX キュヴェ・カコ】
こちらは完全にローカルな土着品種のみで造られたワインです。
僕も初めて飲んだ時にはメンシアしか知りませんでした。(笑)
ソウソン、カイニョロンゴ、カイニョダテラ、カラブレイラ。
まずほとんどの人が聞いたことがない葡萄品種ですが、ゴマリスの手腕によりなんとも上品で味わい深いワインに仕上がっています。
アタックにエレガントな酸味、飲み口に独特の素朴で上品な果実感、そして深みと奥行きを感じるタンニン、余韻。
本当に独特でありながら、とても質の高い味わい深さを持ったワインです!
じっくり味わっていただきたいです。
ヴィンテージ 2009年
生産地 ガリシア
生産者 コト デ ゴマリス
■味わい:フルボディ ■アルコール度数:14.5% ■格付け:ヴィノ・デ・エスパーニャ ■ぶどう品種:ソウソン50%、カイニョロンゴ20%、カイニョダテラ15%、カラブレイラ10%、メンシア5%
【インポーター資料より】
長熟タイプの赤ワインが不向きなガリシア地方で銘醸ゴマリスが挑戦したフルボディの赤ワイン。
専門家との研究で完成した特別キュヴェは良い年にしかリリースされません。
ゴマリスでは、ここでしか造れないワイン、土地の個性を表現したワイン造りを行っています。
今では約32ヘクタールの自社畑で地ブドウ品種が40以上の異なる区画で栽培されています。畑は美しい石で築かれた段々畑になっているのが特徴です。
生産の90%が地元で消費される為、スペイン国内でもよほどの目利きしか知らないガリシアの隠れた銘醸ワイナリー。
あのジャンシス・ロビンソン氏をして、「このワインを見つけ出してくれたバイヤーに感謝!」と言わしめた区画限定のアルバリーニョを初め、地元品種に息吹を与えるワインで知る人ぞ知る存在です。