
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
『何故今、日本ワインなのか?!』
ソムリエ資格を取得して、僕がまず向かったのは山梨県勝沼と長野県塩尻でした。
何故かというと、『日本人のソムリエなのに日本のワインのことをよく知らないというのは、日本人ソムリエとしてどうだろうか?!』という思いが強くあったからです。
ワイナリーさんを訪れ、試飲させてもらったりカーヴも見せてもらったり、とても貴重な経験が出来ました。
『日本ワインを応援したい!』という気持ちも、より確かなものになり、バスクバル・チャコリでも少しずつオンリストしだして、今に至ります。
その日本ワインが、ここ数年進化が目覚ましいのです!
ここにご紹介する『ラフィーユ・樽ベーリーA』は本当に感動したワイン。
このワインに使われている『マスカット・ベーリーA』という日本の土着(交配)品種は、どこかボージョレに使われる『ガメイ』に印象が似ていて、独特の甘いキャンディ香があります。
以前の、ベーリーAを使ったワインはそのキャンディ香がちょっと鼻につく感じのものが多かったのですが。
こちらのワインは絶妙に『樽の風味』を使うことで、味わいに深みがあり、素晴らしい余韻も楽しむことができます♬
樽香とボディ、果実感、お見事な1本!
日本ワインに偏見のある方も、ない方も是非一度飲んでみていただきたいワインですね!
インポーター(卸問屋)の㈱飯田さんとの『日本ワイン紹介動画』もございますので是非ご覧ください。
【チャコリ動画】
『日本ワインって実は?!』
前編(チャコリで取り扱っている日本ワインのご紹介)
https://youtu.be/tJnSsGGswUc
後編(唐揚げ、鰺フライとの、マリアージュ検証)
https://youtu.be/5mLadISDdsw
ヴィンテージ 2018年
生産地 山梨県勝沼
生産者 まるき葡萄酒
■味わい:ミディアム~フルボディ ■アルコール度数:12.5% ■ぶどう品種:マスカット・ベーリーA、ベーリー・アリカントA
【まるき葡萄酒資料より】
完熟収穫したマスカット・ベーリーA種をフレンチオーク樽で12ヵ月間熟成。滑らかなタンニンと凝縮感溢れる果実味、オーク樽由来のトースト香のハーモニーが秀逸。
醤油や味噌といった和食調味料との相性の良さもこの品種の特徴です。
まるき葡萄酒 製造部からのひとこと
2019年は収穫期を引き延ばし、糖度が19度を超えた原料を使用。
発酵初期に30℃近くまで上げることでタンニン・渋みの抽出を促し、ボディに厚みを持たせました。
また、樽熟成のベーリー・アリカントAをブレンドすることにより、濃縮感のある複雑な香りと柔らかく落ち着いた酸味がプラスされ、ボリューム感のあるエレガントなワインに仕上がりました。